2019年4月6日にＮＨＫで「江戸川乱歩短編集1925年の明智小五郎・D坂の殺人事件」が放送されます。

ミステリー作家として有名な江戸川乱歩原作の30分たらずのドラマとなっています。

このドラマですが、2016年1月11日にＢＳで放送されたドラマです。

今回は、総合での放送となります。

ここでは、2019年4月6日に放送される「江戸川乱歩短編集1925年の明智小五郎・D坂の殺人事件」について、

原作の説明、あらすじやキャストをご紹介します。



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D坂の殺人事件とは？

江戸川乱歩の小説「D坂の殺人事件」ですが、1924年（大正13年）に発表された本格探偵小説。

『新青年』新年増刊号（第六巻第二号）に掲載された。

江戸川乱歩の探偵小説6作目にして、明智小五郎が初めて登場した記念碑的な作品です。

D坂の殺人事件を読むならこちら

1925年の明智小五郎「D坂の殺人事件」のあらすじは？

1925年の明智小五郎「D坂の殺人事件」のあらすじです。

ドラマは、「私」のナレーションで進んでいきます。

9月初旬の蒸し暑い晩のことであった。

私は東京Ｄ坂にある白梅軒という行きつけの喫茶店で冷やしコーヒーをすすっていた。

白梅軒の向かいには、一件の古本屋がある。

私は、特別な興味があり、その向かいの古本屋を眺めていた。

というのは、私が最近、白梅軒で知り合いになった明智小五郎という男がいるのだが、

その男の幼馴染の女がいまでは、この古本屋の女房になっている、ということを明智から聞いていたからだった。

この女性がなかなかの美人で、官能的に男を引き付けるところがある女性である。

さて、この古本屋の女性について、

私は、喫茶店・白梅軒のウェイトレスたちが妙な噂をしていた、ことを聞いたことがあった。

「きれいな人だけど、裸になると傷だらけ」

「叩かれたり、つねられたりした後に違いないわ」

「夫婦仲が悪くもないようなのにおかしいわね」

というような噂だ。

そして、ウェイトレスはもう一人の女性の噂もした。

「並びの蕎麦屋の旭屋のおかみさんだって傷があるわ」

「あれも叩かれた傷にちがいないわ」

私が聞いたこの二人の女性の傷に話は、この物語の全体に大きな関係を持っていたことが、後になってわかった。

さて、それはともかく、私は、古本屋の女性が現れるのをずっと待っていたが、なかなか現れない。

その時、明智小五郎が窓の外を通りかかり、私に気づくと喫茶店の中にはいってきた。

しばらく、私と明智は話し合った。

古本屋を2人でみながら明智は、「僕は人間を研究するんですよ」といった。

私には、この時、この言葉が何を意味するのかわからなかった。

さて、しばらくして、向こうの古本屋に、ある事件が発生していることを2人は察知していた。

本泥棒が4人もいたのだ。

明智がきてから、まだ30分だが、30分に4人もの本泥棒はおかしい。

2人は本屋にいってみた。

大声で叫んでみたが、返事がないので、

2人は本屋に入り、伝統のスイッチを入れた瞬間、

女性の死体が横たわっていた。

その後、私と明智が推理をしていく。



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1925年の明智小五郎「D坂の殺人事件」のキャストは？

1925年の明智小五郎「D坂の殺人事件」のキャストはどうなっているでしょう。

まず主人公の明智小五郎ですが、

女性の満島ひかりさんが演じています。

最近、あまり見かけないですね。



次に私ですが、

松永天馬さん。



その他、中村中、山中崇、津田寛治、末吉くんが出演します。

まとめ

2019年4月6日(土)、ＮＨＫ総合、「江戸川乱歩短編集1925年の明智小五郎・D坂の殺人事件」が23時30分～24時00分で放送されます。

尚、翌週の4月13日(土) には、「心理試験」も放送されます。

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