マラソンの元世界選手権代表選手である原裕美子さんが栃木県足利市のコンビニエンスストアで万引した疑いで逮捕されたようです。
原裕美子さんは、以前にもコンビニで化粧品や食料品を万引しており、
昨年11月に宇都宮地裁足利支部で懲役1年、執行猶予3年(求刑懲役1年)の有罪判決を受けていました。
今回は、群馬県太田市のスーパーでキャンディー1袋など3点。
販売価格はたったの382円だったということです。
びっくりするようなニュースですが、
原裕美子さんは、もはや自分がコントロールできなくなっており、
病気ではないかという声が多いです。
どのような病気が疑われているのか調べてみました。
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原裕美子の病気はクレプトマニア?
逮捕されてもお金があっても万引きを繰り返してしまう病気というのがあるようです。
病名ですが、クレプトマニアということです。
クレプトマニアとは一体どんな病気なのでしょう。
専門家の説明をご紹介します。
クレプトマニアを日本語に訳すと「窃盗症」といいます。精神医学的には、国際疾病分類(ICD-10)で、「病的窃盗」と記載されています。つまり「窃盗(万引き)を止めたくても、意思の力では止められない」依存症という病気なのです。この「盗み」の形態はほとんどが万引きというかたちをとります。つまり盗むことに耽溺(たんでき)した状態といえます。この盗む行為は、盗みたいという衝動により対象行為時は緊張感を味わい、成功時に開放感・満足感を得るといわれています。実は、盗む物や結果に対してはあまり関心がなく、一般的にはほとんど価値がない物だったというパターンが多いです。盗んだ物は、捨てたり未使用のまま放置する、他人への譲渡の他にまれに現場へ返却される場合もあります。これは、いわゆる「利益のための窃盗」ではなく「窃盗のための窃盗」といわれていて、衝動制御障害に含まれる同様のケースとして「放火のための放火」を繰り返す病的放火(ピロマニア)があります。
引用元: 榎本クリニック
その商品が欲しいというわけではなく、
窃盗をするときの緊張感と成功した時の解放感や満足感がたまらないということみたいです。
尚、取った瞬間は、快感や達成感を覚えるようですが、
その快感はあまり長続きなしないようです。
逮捕されるまで続けてしまう人がほとんどのようでうす。
残念ながら原裕美子さんは、このクレプトマニアという病気になっている可能性があるようですね。
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クレプトマニアは高齢者に多い病気?
原裕美子さんは、36歳という若さですが、
クレプトマニアはもともと高齢者に多い病気ということです。
特に高齢の女性に多いようですね。
患者の半数以上は50代以上の女性ということです。
クレプトマニアの原因は孤独?
高齢者がクレプトマニアになる原因ですが、孤独があるようです。
パートナーとの死別や離婚などが原因で、
この病気が発症してしまうことが多いようですね。
また、10代に友達の影響で窃盗をした経験のある人が大人になって、ストレスを感じている時に、
やってしまうこともあるようです。
クレプトマニアの治療法は?
クレプトマニアの治療法は、どのようなものなのでしょう。
薬で治すのではなく、認知行動療法がよいということです。
こちらに詳しくかいています⇒榎本クリニック
まとめ
いかがでしたしょうか。
マラソンの元世界選手権代表選手の原裕美子さん。
何度も窃盗で逮捕されるのは、クレプトマニアという病気の可能性があるということです。
もしかすると、何か孤独やストレスを抱えているのかもしれませんね。
治療をされたほうがいいみたいですね。
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