ロシアがウクライナに軍事侵攻を開始し、現地では激しい戦闘が行われているようです。

首都キエフには、キエフ動物園があります。

旧ソビエト連邦で最大の動物園の一つと言われ、ウクライナの中で最大の動物園です。


こちらがキエフ動物園。

ロシアの軍事侵攻を受けるちょっと前まで、このような平和の動物園の日常がありました。


2月22日には、ロシア軍がキエフ市内のキエフ動物園近くまで進軍して、ウクライナ兵士と激しい戦闘しているというニュースまで流れました。

そんなキエフ動物園ですが、現在、どうなっているのか?

動物達は無事なのか?

動物好きの人にとって、本当に心配で気になります。



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現在の動物園は無事?

ロシアの侵攻直後ですが、当然、閉鎖され、一般の訪問はできなくなっています。

しかし、50人の従業員が動物園に残り、

専門家が24時間体制で動物を監視しています。

やはり動物達は、爆発音に怯えているようで、できるだけコミュニケーションをとるようにしているようです。

そんな状況でも、ヤギが2頭の子供を産んでいます。


尚、この情報ですが、動物園はSNSで情報を発信しています。

キエフ動物園の公式ホームページ⇒公式ページはこちら

キエフ動物園のFacebook⇒Facebookはこちら

キエフ動物園のインスタ⇒インスタはこちら

動物園が無事というのは、2月28日までの時点の情報です。

今後、さらにロシアの攻撃が酷くなる場合、動物や従業員の方たちが本当に心配です。

動物が無事なのか、現在どうなっているかは、

その後の動物園側の更新を待つしかありません。


尚、ベルリン動物園がキエフ動物園の寄付口座を開設したようです。
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その後はどうなった?

3月2日のニュースで動物園の様子が放送されたようです。


そのニュースでは、動物達の移動が難しいため、動物の避難は断念し、

爆撃で驚かないように鎮静剤を投与されているとのこと。

また、動物達の食料が、あと10日しかないとのことです。

トラなど移ったようですが、とても不安そうな目をしていたようです。

3月2日の情報。

動物がポーランドの動物園に移動を開始してる情報もあります。

3月3日の情報

動物はこのような環境で過ごしているようです。

3月4日の情報

トラやライオンなど一部の動物が、ポーランドの動物園に向けて移動してるようです。

しかし、すべての動物の移動が厳しいようです。

尚、トラを乗せたトラックは2日間のドライブの後、ポーランドに到着したようです。

動物達を国境まで運んできた3人の男性は、今度は、街を守るためにキエフに戻ったそうです。

上のポーランドに到着した大型動物は、キエフの東にある保護区のトラやライオンとのこです。

キエフ動物園から安全に運ぶことは不可能なようで、移動はあきらめているようです。

3月5日の情報

上のキエフの東にある保護区というのは、ワイルドファミリー動物園という名前の動物園のようです。

こちらの動物達は、すべてポーランドのポズナン動物園に移動したという情報もあります。

キエフ動物園やハリコフの動物園に関しては、祈るような想いですね。

何とか動物に被害がない状態で戦争が終わってほしいです。

3月8日の情報

スイスのチューリッヒ動物園がウクライナの動物園に10,000スイスフラン寄付したということです。

10日しか餌がないという情報もありましたが、

ベルリン動物園から約20,000 kgの飼料がキエフ動物園に届けられました。

動物園のディレクターであるキリル・トランティンは今朝、「私たちは粘り強く、義務を果たし続け、単に最善を尽くします」と語っているます。

ウクライナ東部ハリコフにあるフェルドマンエコパーク動物園では、最近の戦闘で施設が損傷してしまったようです。

一部の動物は負傷し、一部の動物は残念ながら殺されてしまったと、動物園がフェイスブックに書いたようです。

キエフ動物園の動物にも、相当なストレスがかかっているようです。

キツネザルが子供を産みましたが、育てることを放棄してしまったよう。

人間の手で育てています。

おそらく母親のストレスが原因だろうと、現地の飼育員は言ってます。

キエフ動物園はどのような動物園?

・大きさ

約40ヘクタール(99エーカー)

・訪問者数

年間約28万人

・スタッフ数

378人

・開業日

1909年3月21日

・種数

339(2010年1月1日)

鳥     98
哺乳類   59
爬虫類   49
両生類   21
魚     58
無脊椎動物 54



キエフ動物園のライオン

キエフ動物園のトラ

キエフ動物園のサルなど

本当に戦争が許せません。



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