NHKの大河ドラマ「麒麟がくる」がいよいよ1月19日(日)から始まります。

主人公の明智光秀役には長谷川博己さん。

出演者のゴタゴタがあり2週間遅れの開始。

濃姫役には沢尻エリカさんでしたが、川口春奈さんが演じることになっています。


さて、気になるのがドラマのストーリー。

原作はあるのか、

脚本は誰なのか、気になるところ。


近年の大河ドラマは、2018年の「西郷どん」の原作が林真理子さんだった以外、

ほとんど脚本家のオリジナル脚本になっています。

今年の「麒麟がくる」もまた、原作はなく、脚本家のオリジナル脚本


となると、脚本家の力量が成功の鍵を握り、

脚本家の評判も気になります。


今年の大河ドラマ「麒麟がくる」の脚本を担当するのは、

池端俊策さん。

一体、池端俊策さんは、どのような評判の方なのか、

調べました。



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池端俊策のプロフィール

名前:池端俊策

生年月日:1946年1月7日

年齢:74歳

出身:広島県呉市

池端俊策の評判は?

大河ドラマ「麒麟がくる」の脚本を担当する池端俊策さんの評判ですが、

まさに脚本界の重鎮という評判。

最高レベルの評価を得ている方です。


長年の脚本家としての活動が認められ、

2009年秋には紫綬褒章を受章

2017年春には旭日小綬章を受章しています。


大河ドラマ「麒麟がくる」の脚本が池端俊策さんに決まった時も池端さんなら安心だという声で溢れていました。

去年の「いだてん」が攻めすぎたので、今年は手堅くきたともいえるかもしれませんね。

では、下で池端俊策さんのこれまでの功績を見ていきましょう。



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楢山節考に関わる

池端さんは、若い頃に、日本映画界の巨匠・今村昌平監督の脚本助手となっています。

この時、カンヌ国際映画祭にてパルムドールを受賞した「楢山節考」に関わっています。

助監督も務め、脚本も手伝っているようです。

「楢山節考」について池端さんはこのように述べています。

「今村が書いた脚本の初稿は、スピード感はあるけど荒っぽく、それは今村さんも認めて、これを映像化できるように書き直してくれといわれ二稿目を自分が書いた。動物は初稿からたくさん出てきて、自然と人間が共生している感じがいいですね、もっと動物増やしましょうかと言ったら、今村さんがいいよって言った。三稿目を今村さんが書いた後、自分が直しを頼まれた後はウヤムヤになり決定稿になった」

向田邦子賞、芸術選奨新人賞を受賞し脚光を浴びる

池端さんが、一躍脚光を浴びたのが、

テレビドラマ脚本『私を深く埋めて』(TBS)『羽田浦地図』(NHK)『危険な年ごろ』(読売テレビ)の三作品。

この三作品が認められて、向田邦子賞、芸術選奨新人賞を受賞し脚光を浴びることになったようです。

大河ドラマ「太平記」で高視聴率

池端さんは、今回の「麒麟がくる」が2度目の大河ドラマ。

1度目は、1991年、真田広之主演「太平記」です。

「太平記」には、吉川英治の「私本太平記」が原作にありオリジナル脚本ではありませんでしたが、

平均視聴率は26.0%の高視聴率

大河ドラマの歴史の中でも高い視聴率で、

「太平記」以後では、この作品より高い視聴率を残したのは1995年「八代将軍 吉宗」、1996年「秀吉」しかありません。

歴史ものが得意

また、池端さんは、歴史ものが得意で有名。

NHKの仕事で、古代史ドラマの脚本も書いています。

2001年の本木雅弘さん主演「聖徳太子」

2005年の岡田准一さん主演「大化の改新」

2010年の吉岡秀隆さん主演「大仏開眼」があります。


古代史という難しい仕事で、いずれも高評価を受けています。

個人的には「大仏開眼」は本当に感動して、涙ボロボロ流した思い出があります。

吉岡秀隆さんと石原さとみさんの演技も最高で、ぜひ見てもらいたいドラマです。

まとめ

2020年の大河ドラマ「麒麟がくる」は原作がなく、

脚本は池端俊策さんが担当。

大河ドラマは二度目で前回は高視聴率を記録しました。

歴史ものは得意な方です。

いろいろ出演者のトラブルがあった「麒麟がくる」ですが、

かなり期待できそうです。

麒麟がくるは面白い?つまらない?評判や評価は?



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