映画「運び屋」が2019年3月6日より公開されます。
映画界の巨匠クリント・イーストウッドの作品となります。
今回は、監督としてだけでなく、俳優としても出演しています。
なんと88歳にられており、
今年の5月には89歳ということです。
この年で、映画監督をやり、尚且つ俳優までするのは驚異的ですね。
尚、映画「運び屋」ですが、モデルとなる人物がいます。
レオ・シャープという人物です。
この映画は、実際に実在したレオ・シャープの実話に基づいて作られています。
ここでは、原作はあるのか?
レオ・シャープとは、一体、どのような人物だったのか?
調べてみました。
スポンサーリンク
運び屋の原作は?
映画「運び屋」の原作はあるのでしょうか。
原作ではなく、原案となった記事があります。
その記事とは、
『ニューヨーク・タイムズ』のサム・ドルニックの記事「The Sinaloa Cartel’s 90-Year-Old Drug Mule」です。
この記事は、2014年6月15日のニューヨーク・タイムズに載りました。
記事には、なんと87歳で、麻薬の運び屋をするレオ・シャープのことが紹介されました。
インペラティブ・エンターテイメントが、この記事の権利を買い取り、映画化に着手。
脚本は、 ニック・シェンクが書いています。
映画では、レオ・シャープがアール・ストーンとなり、
この役をクリント・イーストウッドが演じています。
スポンサーリンク
レオ・シャープはどんな人?
レオ・シャープはどんな人なのでしょう。
レオ・シャープは、1924年、インディアナ州ミシガン・シティに生まれ、ミシガン州デトロイトで育ちました。
高校を卒業してからは、アメリカの軍隊に入隊し、第88歩兵師団に所属。
イタリア戦線では活躍をして、ブロンズスターメダルを授与しました。
その後、レオ・シャープは、世界で最も尊敬される園芸家の一人となります。
彼は、デイリリーの栽培を専門とし、
新種の栽培をするやり手の農場経営者となりました。
彼の花はホワイトハウスでさえ成長したとのこと。
ジョージHWブッシュ大統領に、バラ園で彼のデイリリーを植えるために招待されたこともあったそうです。
しかし、フラワー事業は、新しいビジネススタイルに変わっていきました。
ネット時代となり、顧客がネット経由で種子を購入するようになったのです。
シャープは、その時代の変化に適応することはできませんでした。
ついに、シャープは、シナロア・カルテルの運び屋に就きます。
シナロア・カルテルは、メキシコの犯罪組織で、麻薬カルテル
メキシコ国内最大の犯罪組織です。
シャープは、シナロア・カルテルからとても信頼されていたようです。
合法な身分証を持っており、年配であり、犯罪歴もありませんでしたので、
運び屋によかったのかもしれませんね。
シャープ2011年まで麻薬の運び屋を務め、合計1,400ポンド以上の麻薬を運んだそうです。
2011年10月、200ポンドのコカインを所持していた87歳のシャープは、ミシガン州警察によってDEAが率いる協調逮捕作戦で逮捕されました。
2016年12月12日、シャープは92歳で死去。
彼の遺体は国立太平洋記念墓地に埋葬されました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
2019年3月8日から公開される映画「運び屋」。
この映画には、モデルがいて、それがレオ・シャープという人物。
世界で最も尊敬される園芸家の一人となりながらも、
麻薬の運び屋となり、87歳で捕まった人物です。
映画では、レオ・シャープをアール・ストーンという名前にして、
今年、89歳となるクリント・イーストウッドが演じます。
レオ・シャープの人生もびっくりしますが、
この年で映画の監督をして、主演までしてしまうクリント・イーストウッドも凄いですね。
運び屋(映画)は面白い?つまらない?感想や評価は?あらすじやキャストや吹き替えも
スポンサーリンク