ドラマ「心の傷を癒すということ」が2020年1月18日(土)からNHK総合21:00~21:50でスタート。

全4回あります。

主演は柄本佑さん。

ここでは、このドラマの原作や安克昌さんについて、

ドラマのあらすじやキャストについてもご紹介します。

心の傷を癒すということの原作は?安克昌とは?

ドラマ「心の傷を癒すということ」には、原作というよりも原案があります。

ドラマと同名の「心の傷を癒すということ」という本です。


この本の作者が安克昌さんという方で、

今回のドラマは、その安克昌さんをモデルにし、脚本家の桑原亮子さんによる取材に基づくオリジナルフィクション作品となっています。

本とドラマは題名が一緒ですが、内容はことなっています。


本では阪神・淡路大震災によって人々に受けた心の傷について、そして心のケアとは何なのか?

安克昌さんの魂の記録が書かれています。


一方、ドラマは本の作者・安克昌さんをモデルにして、妻との夫婦の絆や被災者との心の絆を描いたヒューマンドラマに仕上がっています。

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尚、u-nextですと、ドラマを見逃したという方もこちらで観ることができますので、

本もドラマの両方楽しめることになります。

安克昌はどのような人?

安克昌さんとはどのような人なのでしょうか。


安克昌さんは、1960年、大阪市大阪府生まれの精神科医。

在日コリアンの家庭で生まれています。

2000年12月2日に肝細胞癌のため39歳で亡くなられています。


神戸大学医学部精神神経科の助手のときに阪神・淡路大震災に遭遇。

安さんは、震災直後から新聞に被災地の精神的な問題について連載「被災地のカルテ」を執筆。

被災者の疲労感や生き残った罪悪感に苦しむ内面に光を当て続け、心のケアの先駆けをなしました。


産経新聞の連載をもとにした著書「心の傷を癒すということ」は、平成8年、サントリー学芸賞を受賞しています。


子供は3人いて、

安さんが亡くなられたのは、3人目の子供が生まれた2日後のことだったそうです。

心の傷を癒すということのあらすじ

ドラマ「心の傷を癒すということ」のあらすじ。


精神科医の安和隆は、妻の終子と同じ在日としての悩みを共有しながら心穏やかな日々を送っていた。

ところが第一子が誕生した直後、阪神・淡路大震災が起こる。

精神科医の和隆は、被災者に寄り添い続け、自分ができることは被災者の治療より治癒力を回復させる手助けであると覚る。

和隆の著書が賞を受賞した矢先、39歳の和隆にがんが見つかった。



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心の傷を癒すということのキャスト

ドラマ「心の傷を癒すということ」のキャスト。


安和隆

日本におけるPTSD研究の先駆者。

39歳で癌が発祥。

そんな安和隆を演じるのが、

柄本佑さん。




安終子

和隆と同じ在日韓国人。

お互いに悩みを共有し、明るい性格で夫を支える。

そんな安終子を演じるのが、

尾野真千子さん。



その他のキャスト


安哲圭:演 石橋凌(和隆の父)
朴美里:演 キムラ緑子(和隆の母)
安智明:演 森山直太朗(和隆の兄)
安壮介:演 上川周作(和隆の弟)
湯浅浩二:演 濱田岳(和隆の親友)
谷村英人:演 趙珉和(新聞記者)
ジャズ喫茶のママ:演 濱田マリ
片岡心愛:演 清水くるみ(和隆の患者)
結城理恵:演 谷村美月(和隆の患者)
校長先生:演 内場勝則(避難所の校長先生)
梓:演 紺野まひる(仮設住宅の入居者)
北林医師:演 浅香航大(和隆の後輩)
新島看護師:演 平岩紙(和隆の同僚)
永野良夫:演 近藤正臣(和隆の恩師)



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