映画「ブラッククランズマン」が2019年3月21日より公開となります。
非常に高い評価を受けている作品で、
第71回カンヌ国際映画祭でグランプリを受賞。
第91回アカデミー賞でも、作品、監督など6部門にノミネートされ、脚色賞を受賞。
批評家から大絶賛を受けている作品です。
監督は、あの「マルコムX」のスパイク・リー監督。
スパイク・リー監督といえば、人種間の問題についての映画を多く撮ってきたことで有名ですね。
人種差別の問題にとても敏感で、
日本人にもお馴染みの映画「父親たちの星条旗」や「硫黄島からの手紙」では、黒人が登場していないことで、人種差別映画として決めつけ、監督のクリント・イーストウッドと激しい舌戦を繰り広げました。
今回の「ブラッククランズマン」もまた、黒人と白人という人種間の問題の映画で、実話になります。
そして映画「ブラッククランズマン」の原作を書いたのがロンストールワースという黒人の方です。
ここでは、著者であり、映画の主人公となる実在の人物・ロンストールワースが、一体どんな人なのか?
をご紹介します。
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ブラッククランズマンの映画の内容
まずブラッククランズマンの映画の内容ですが、
こちらが予告編。
黒人刑事のロンストールワースが白人至上主義団体「KKK(クー・クラックス・クラン)」潜入捜査した話になります。
原作者でもあるロンストールワースが、自分が実際に体験した実話です。
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ロンストールワースはどんな人?
映画「ブラッククランズマン」の原作を書き、映画の主人公にもなるロンストールワースとは、
一体、どんな人なのでしょう。
ロンストールワースは、1953年6月18日にイリノイ州シカゴで生まれました。
その後、家族とテキサス州エルパソに引っ越し、そこで育っています。
シカゴでは、貧困や暴力、紛争などの問題がありましたが、
エルパソでは、そういうことはなかったようです。
ロンストールワースは、のちに母親の決断は正しかったと述べています。
オースティン高校時代は、生徒会など様々なところで活躍し、とても人気のある生徒だったようです。
高校を1971年に卒業。
1972年には、コロラド州コロラドスプリングスに引っ越し。
法律などに興味を持つようになり、警察官となります。
警察官になってからは、覆面警察の仕事に関心を持ち、任務を与えられるようになります。
そして、いよいよ映画で語られる体験。
KKKの調査です。
彼は、白人の人種差別男性のフリをして、
電話をかけていきます。
この詳しい内容は、映画の方で、お楽しみください。
ロンストールワースは自らの体験を語る
KKKの調査の後、ロンストールワースは、それを秘密にし、誰にも語りませんでした。
彼はユタ州の公安局に転任し、そこで20年近く捜査官として働きました。
2005年に引退しています。
秘密を語ったのは、2006年。
ソルトレークシティの新聞にインタビューを受け、彼のKKKの侵入と調査の詳細を話しました。
そして、2014年、ロンストールワースのKKKの調査の本「Black Klansman」が出版されることになります。
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こちら、まだ日本語に訳された本は出版されていませんんが、
英語が読める方は、読んでみてはいかがでしょうか。
まとめ
2019年3月22日公開の映画「ブラッククランズマン」。
実話になります。
「マルコムX」のスパイク・リー監督の作品で、
国際的な権威のある賞を多く受賞している作品です。
ここでは、映画の原作を書いたロンストールワースがどのような人物なのかをご紹介しました。
ブラッククランズマンは面白い?つまらない?評価や評判は?キャストやあらすじも
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