NHKの土曜ドラマ「浮世の画家」が、2019年3月30日(土)に放送されます。
最新８Kでの映像化。
1話限りのドラマとなります。
ここでは、原作について、
あやすじやキャストについて、
視聴者の感想についても調べました。
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浮世の画家の原作は？
ドラマ「浮世の画家」の原作ですが、
カズオ・イシグロさんの同名小説となります。
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浮世の画家 / 原タイトル:AN ARTIST OF THE FLOATING WORLD (ハヤカワepi文庫)[本/雑誌] / カズオ・イシグロ/著 飛田茂雄/訳 価格:972円 |
カズオ・イシグロさんは、2017年度のノーベル文学賞を受賞した方として、日本でも有名な方ですね。
長崎県出身の日系イギリス人ということで、かなり日本のマスコミでも話題になっていました。
幼少期にイギリスに移り、成人するまでは、日本国籍だったそうですが、
日本語はほとんど喋れないということです。
日本の作家の影響としては、谷崎潤一郎。
また、日本映画の小津安二郎監督や成瀬巳喜男監督の作品に影響を受けているとのことです。
小説「浮世の画家」は、1986年の作品となります。
イシグロさんが生まれる直前の時代の日本の生き方を想像で綴った小説です。
浮世の画家のあらすじは？
ドラマ「浮世の画家」のあらすじはこのようになっています。
物語の舞台は終戦から３年ほど過ぎた日本。主人公は高名な初老の画家。
焼け跡から徐々に復興の姿を見せていく街で、隠居老人の一見平和な日常生活が描かれていく。
愛すべき孫の訪問、なじみの飲み屋のママとの世間話、戦前からの旧友との邂逅かいこう…。
あるとき娘の縁談が持ち上がり、そこから周囲の視線の変化に気づきはじめる…。
確固たる決意で国のために尽くしてきた自分が、なぜ非難されなければならないのか。
その一方で、過去の影に滑稽なほどおびえる自分の弱さも認識していく…。引用元: NHK公式サイト
カズオ・イシグロさんが影響を受けた小津安二郎や成瀬巳喜男の映画のように、穏やかな家族ドラマになっているようです。
脚本は、藤本有紀さんが書いています。
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浮世の画家のキャストは？
ドラマ「浮世の画家」のキャストはどうなっているでしょうか。
ドラマの主役は、高名な初老の画家・小野益次。
益次を演じるのが、世界的な俳優の渡辺謙さん。
原作を読んだ時は、ドラマにならないと思ったそうです。
かなり、難しい企画だと仰っています。
【4/5号 明日発売 表紙を一新！大リニューアル】土曜ドラマ〈#浮世の画家〉は、ノーベル文学賞作家のカズオ･イシグロの同名小説をドラマ化。主人公・小野益次を演じる #渡辺謙 さんに役柄と物語の魅力について伺いました。#カズオイシグロ #NHKステラ https://t.co/hivi3os3ub pic.twitter.com/HdA74jfMtt
— ＮＨＫウイークリーステラ (@nhk_stera) 2019年3月26日
小野益次の長女・村上節子の役には、
広末涼子さん。
小野益次の次女・小野紀子の役には、
前田亜季さん。
小野の孫で節子の息子の村上一郎の役には、
寺田心くん。
節子の夫・村上素一の役には、
和田正人さん。
小野が主宰していた洋画塾の弟子・黒田を演じるのが、
萩原聖人さん。
小野のかつての弟子・円地を演じるのが、
渡辺大知さん。
小野の次女・紀子の最初の見合いの相手・三宅二郎を演じるのが、
武田航平さん。
小野が主宰していた洋画塾の弟子・信太郎を演じるのが、
佐藤隆太さん。
小野の行きつけのバーのママ・マダム川上を演じるのが、
秋山菜津子さん。
青年時代の小野益次を演じるのが、
中村蒼さん。
小野益次の古くからの友人・松田知州を演じるのが、
奥田瑛二さん。
最初に小野の才能を認めた青年時代の松田知州を演じるのが、
大東駿介さん。
青年時代の小野益次の師匠・森山誠治を演じるのが、
小日向文世さん。
森山に小野と一緒に弟子入りする中原康成を演じるのが、
前田朋哉さん。
美術評論家で、小野の知人であり、小野の次女・紀子の縁談相手の父・斎藤博士を演じるのが、
佐野史郎さん。
斎藤博士の妻・斎藤夫人には、
余貴美子さん。
斎藤の長男で、小野の次女・紀子の2度目の見合いの相手の斎藤太郎の役には、
石黒英雄さん。
斎藤の次男・斎藤満男の役には、
小日向星一さん。
小野益次の母の役には、
斎藤とも子さん。
小野益次の父の役には、
長谷川初範さん。
浮世の画家の感想は？
ドラマ「浮世の画家」の視聴者の感想が気になります。
ドラマが難しいと言われた原作ですが、
面白い？面白くないなど、どのような声があるでしょうか。
上でご紹介したように、渡辺謙さんも原作を読んで、混乱したようですが、
実際、ドラマの方も、「よくわからない」という意見が続出しています。
「浮世の画家」、難しい。
ストーリー全くわからないまま
終了…。(´⌒`｡)ｸﾞｽﾝ— トメ子 (@hagemo1606) 2019年3月30日
録画しておけば良かった。
3回みないとわからない、3回みてもわからないかも。。。
とりあえず、けんわたなべは言わずもがな、映像と音楽は秀逸。#浮世の画家— どくこ (@dokuko_nemu) 2019年3月30日
これはこれでなんだかよくわからないドラマだなｗ #浮世の画家
— ちゃろ＠charo7/22 (@charomom2) 2019年3月30日
やはりノーベル文学賞を受賞されたカズオ・イシグロさんの作品ですので、
大衆向けではなく、高尚な芸術性の高い作品になっているようです。
では、他の意見も紹介します。
ドラマ版「浮世の画家」すごく良かった。最後の「若者の前途に…」のシーンの渡辺謙の表情で、目頭が熱くなった。
藤本有紀さんは、コミカルな話も、重厚な群像歴史劇も、感動話も、芸術性の高い話も手掛ける、不動の地位を築いたのでは？
NHKの本気を見た（いつもNHKは本気だけど、本気中の本気）— まのん (@manonwota) 2019年3月30日
芸術はプロパガンダになりうる。
自身の意識のない場合も、意識的にそうする場合もある。
でもそれも「過去の過ち」となるか「業績」になるかは未来による。
当時はそこまではわからない。凄く考えさせられるドラマだった。
光や音の演出、8Kの映像も相まって映画のようだった。#浮世の画家— まめ子＊ (@fuu_shino) 2019年3月30日
信念を持って、その時の信念に従って全力で生きてきた。それが間違ったことだったと年取ってから認めるのはとても厳しい。
再認識せずに死んでいったほうが幸せなのかどうか。自分にはわからない。#浮世の画家 #カズオ・イシグロ #藤本有紀 #渡辺謙 #NHK #土曜ドラマ— itmofnw (@itmofnw) 2019年3月30日
浮世の画家の見逃しは？
ドラマ「浮世の画家」を見逃したという方は、NHKオンデマンドかu-nextで観ることができます。
まとめ
NHKの土曜ドラマ「浮世の画家」は、2019年3月30日、21時00分～22時30分に放送されます。
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