大河ドラマの「いだてん」。
最近、マスコミでいだてんの視聴率の低さが話題になっています。
宮藤官九郎さんの脚本で朝ドラ「あまちゃん」と同じスタッフ、
近代や現代を描いており、若者から老人までが楽しめる内容、
ナショナリズムを実感させる作品、
4K対応の作品、
など大ヒットドラマを期待された「いだてん」ですが、
不調にあえいでいます。
現在(3月13日)までに第10話終り、視聴率は、
第1話こそ15%行きましたが、徐々に下がり、
第6話で10%をきり、第10話では9%をきり8%台へ突入しています。
また、昨日、衝撃的なニュースも飛びこんできました。
出演者の一人で、黒坂辛作役を演じるピエール瀧が、麻薬取締法違反で逮捕されたのです。
こうなると、打ち切りの心配もでてきますよね。
ここでは、「いだてん」の不人気の理由について、
過去の大河ドラマの打ち切りの歴史について、
過去作品の出演者の不祥事について、
調べてみました。
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目次
いだてんの不人気の理由は?
いだてんが視聴率が悪い、不人気の理由はどんなところにあるのでしょうか。
視聴者の声を調べてみました。
主に2つの理由があるようです。
視聴者は戦国時代と幕末しか見たくない?
まず大河ドラマは戦国時代と幕末が人気があり、
それ以外の時代は、元々、成功しないというのがあるようです。
知人が「大河はやっぱり戦国時代か幕末でないとね」と。自分の興味関心がない時代、自分の知らない人物の話なら内容云々以前に観る気がない、そんな層はかなりいるはず。そういう層を引き込もうと妙なテコ入れしたり内容や演出を変えたりせず、このまま突っ走って欲しい#いだてん#大河ドラマ
— むむたーず (@htmr46) 2019年2月16日
でも日本人てほんとに戦国時代と幕末がすきだねぇ、と思うw 大河そればっかにゃんー
— こげどんぼ*💮育児中 (@koge_dobo) 2013年4月26日
第3回にして初めてNHK大河ドラマ「いだてん」を観る。視聴率あまりよくないらしいけど、さすが宮藤官九郎脚本、とても面白い。これが成功して、戦国時代と幕末ばかりのツマラナイ大河を脱却して近代ものが増えて欲しい。#いだてん
— 糸井歩 (@sG6CC01whYmjYcK) 2019年1月20日
というように、視聴者の中には、戦国時代や幕末以外も見たいと思っている方が多いようですが、
多くの人は、戦国時代や幕末しか見たくないとと考えているようです。
これまでも室町時代の「花の乱」や平安時代の「平清盛」などは、低い視聴率となっています。
戦国時代や幕末でも視聴率が低い作品もありましたが、
今回の近代現代を描いた「いだてん」も、最初から興味がない、という人が多かったようですね。
ストーリーがわかりずらい
とはいえ、初回は、視聴率15%は行きました。
初回、観たけど、やっぱり駄目という方も多かったようです。
その理由として、ストーリーが分かりづらいというのがあったようです。
ただ、大河史上最速で視聴率1ケタ台ってのは残念(T_T) 「時代が交差してストーリーが分かりづらい」「やっぱり本格大河がいい」以外の内容に対する具体的な批判は聞かないからこれに尽きるのかな? 一般的な大河の視聴層は思った以上に保守的なのね。仕方ない。現実は認識しないと(-_-;) #いだてん
— 宇宙大將軍八重 (@akabesimotuke) 2019年2月27日
いだてん
クドカンどらま
見慣れている私は全然平気なのだが職場で一緒に働いている方が
時代いったりきたりが
分かりづらいといっていたそうかそうなのかー💦
— のりまきあられい (@10001ayu) 2019年3月6日
時代がいったりきたりするので、ついていけない視聴者が脱落してしまっているようです。
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大河ドラマの過去の打ち切りはある?
さて、大河史上最速で視聴率一桁に突入した「いだてん」ですが、
打ち切りが心配です。
民放ドラマであれば、最後の1話が切られてしまったり、酷い場合、2話切られるなんてこともあります。
大河では、過去作で打ち切りという例はあったのでしょうか?
調べてみましたが、過去に大河ドラマが打ち切りになった例はないということです。
大河ドラマの最低視聴率作品「平清盛」ですら、予定通り放送されています。
1993年の大河ドラマ「琉球の風 DRAGON SPIRIT」は、半年の放送で終わりましたが、
これは、打ち切りで終わったわけではなく、最初から、半年のドラマとして制作されたようです。
出演者の不祥事はどうしてた?
視聴率の低下で、これまで、打ち切りはなかったという大河ドラマですが、
出演者の不祥事は、どう乗り越えてきたのでしょうか。
近年の不祥事を見てみます。
新井浩文
新井浩文さんが、強制性交で逮捕されたのは、記憶に新しいと思いますが、
大河ドラマの方に影響がでています。
「NHKオンデマンド」では、新井容疑者が加藤清正を演じた2016年の大河ドラマ「真田丸」など10番組の新規販売を停止しています。
斉藤由貴
斉藤由貴さんは、事件を起こしたわけではないですが、不倫騒動を起こしたことがあります。
この時、大河ドラマ「西郷どん」に出演予定でした。
ただ、撮影はまだされておらず、自ら出演を辞退しています。
高畑裕太
2016年8月23日、高畑裕太さんも性的暴行で逮捕されています。
この時、高畑さんは、大河ドラマ「真田丸」に出演予定でした。
すでに高畑さんの撮影もしていましたが、
代役(大山真志さん)を立て、撮り直しをしています。
NHKの対応は?
ということで、近年と今回の不祥事の違いは、
ピエール瀧さんが放送途中で逮捕されてしまったということです。
ピエール瀧さんは、すでに「いだてん」に出演中で、
今後も出演予定となっています。
当然、ピエール瀧さんを出すわけにいきませんから、
代役を立てて、撮り直しをしたり、ピエール瀧さんの出演シーンをナレーションなどにしたりと、
対策が必要になっていきます。
NHKは、対応が大変そうですね。
【瀧容疑者逮捕 NHK対応協議へ】https://t.co/8kPkKMmpLb
麻薬取締法違反(使用)容疑でピエール瀧容疑者が逮捕されたことを受け、レギュラー番組や出演ドラマがあるテレビ局は対応に追われた。「いだてん」を放送中のNHKの広報担当者は「対応を協議せざるを得ない」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) 2019年3月12日
まとめ
視聴率の低さが話題となっている大河ドラマ「いだてん」。
ここでは、不人気の理由、
大河ドラマの打ち切りや出演者の不祥事について、
調べてみました。
過去例などを見ましても、打ち切りの可能性は少ないようですが、
万が一されるようなことがあれば、
大河ドラマ史上初の出来事となるようです。
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いだてん…製作を打ち切った方が良いのでは?
小学生から見てきて35年あまり…。歴史好きの僕ですら、初めて見ない作品となりました。
40代目線から見た僕でさえ、テンポが早すぎて、意味不明の作品だと思います。